キャリアアップについて2人のSVに聞いてみた
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丸太 SV
第1調剤運営部
2008年 新卒入社|2012年 薬局長就任|2016年 SV就任 -
大蘆 SV
第1調剤運営部
2013年 新卒入社|2015年 薬局長就任|2021年 SV就任
薬局長の次に見えてくる、SV(スーパーバイザー)というキャリア。現場に一番近い立場で、エリア全体を見渡しながら判断を重ねる仕事です。二人の現役SVがこれまでの経験や仕事のリアル、今後のキャリアについて率直に語りました。
10店舗以上を束ねるSVの役割と立ち位置
薬剤師職のキャリアアップの先として、SV(スーパーバイザー)の仕事について、台本なしで、ぶっちゃけ思ってることを聞かせてください!まず自己紹介からお願いします。
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丸太
丸田亮です。広島市中区・南区の14薬局を担当しているスーパーバイザーです。よろしくお願いします。
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大蘆
大蘆伸昴です。広島西部と山口地区の14薬局を担当しています。出身は島根県です。趣味は釣りで休みの日は釣りでリフレッシュしてます。
ありがとうございます。まずSVって、どんな仕事なんですか。
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大蘆
一言で言うとエリアの経営者だと思っています。担当する薬局のマネジメント、数値の管理、従業員の教育も含めて、エリアをどう成長させるかを考えて体現していく仕事ですね。
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丸太
SVはいろいろな顔が必要だと思っています。人とお金のマネジメントをする管理者の顔、従業員を先導するリーダーの顔、現場に応援として入るプレイヤーの顔。役割が幅広いです。
エリアが違うと、仕事は変わるんですか。
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丸太
やること自体は変わりません。ただ地域の特性に合わせて判断する場面はあります。
会社の中でSVって、どういう位置づけですか。
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丸太
中間管理職だと思っています。上層部の意図や指示を現場に噛み砕いて伝えて成果を出す。逆に現場の意見を吸い上げて上層部に伝え、反映させる。単なる伝達役ではなく、上層部の意図を汲みつつエリアをどう導くかの責任を持つ立場ですね。
エリアをどう成長させるか
ではSVとしてエリアのビジョンや目標はありますか。
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丸太
地域ドミナントで多数の店舗を出しているので、地域の患者様がいつ行っても相談できる、薬剤師が顔として活躍できる薬局づくりを目指しています。丁寧な対応を従業員に意識づけて、指導していくことが重要だと思っています。
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大蘆
私も地域に根付いた薬局づくりが一番だと思っています。特に山口はこれから出店が必要なエリアだと感じているので、力を入れていきたい。SVは本部の中でも現場に近いポジションなので、現場の意見と会社の方針の両方を理解しながら、地域に貢献できる薬局をつくりたいです。
具体的な数字の目標ってありますか。
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大蘆
昨年比で来客数120%を目指して取り組んでいます。患者様に来ていただける数を増やすこと、また継続して利用いただくために、丁寧な対応やこの薬局に来て良かったと思ってもらえる薬局づくりが大事だと思っています。
また、自分自身が働いて良いなと思う職場にしたいと思っていますし、それが結果として数字に繋がると思っています。
薬局長との違いとSVの先のキャリア
SVと薬局長の違いは何ですか。あとSVの上は部長ですか。
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丸太
SVの上は部長です。
薬局長は個店の従業員を管理しながら、個店の実績を出す役割。
SVは規模が大きくなって、組織の目標達成のために人員配置をどうするか、営業利益をどう残すかも考える。出店候補地を見つけて会社に提案したり、老朽化した店舗の改装を訴えて店舗をリフレッシュしたり。より広い裁量で、実績を伸ばすための仕組みづくりも担います。
部長はさらに単位が大きくなって、責任も裁量も変わっていく印象です。
次はお2人の経歴を聞きたいです。
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大蘆
2013年に新卒で入社して、最初は島根県の薬局に配属でした。数店舗を経験して3年目に薬局長になりました。その後、広島へ転勤して在宅対応や、新規薬局の立ち上げのタイミングで薬局長も経験しました。
入社9年目にSVになって、今SV3年目です。上司や先輩に助けていただいて恵まれていたなと。性格的に最後まで丁寧にやり遂げることを意識していました。
元々SVを目指してたんですか。
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大蘆
学生の実習でドラッグストア併設の薬局に行った時に、エリアマネージャーの方と接する機会があり、こういう役職があるんだと知りました。将来的に目指したいと思っていましたし、入社後の研修で、どうしたらその役職になれますかって上司に質問した記憶もあります。
丸太さんも経歴お願いします。
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丸太
最初はドラッグストア店舗に配属で1年。その後松江市へ異動して、新店の管理薬剤師として配属になりました。2年目で広島に戻って薬局に配属。
5年目に薬局長になって、2年後に当時売上が一番大きかった日赤病院前2号店という基幹店に配属。さらに2年後、入社9年目でSVになって、今SV8年目です。
丸太さんも最初からSVを目指していたんですか。
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丸太
最初からSVを目指してたというより、薬局長を経験してやりたいことができてきたので、次に売上の大きい店を経験したくなってお願いしました。
基幹店を経験して、次はもっと責任の重い仕事をしたいと思い、SVにしてほしいと自分から言いました。なりたいなら、声を上げる方がいいと思います。
お互いから見たSVという存在
振り返って、なぜSVになれたと思いますか。
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大蘆
薬局長時代に、指示されたこと、やるべきことを丁寧に実行して、完成度を着実に上げていくことを積み重ねてきたのが大きいと思います。患者様対応だけじゃなく、会社の指示や商品知識など、色々ある中で、やると決めたらちゃんとやり切るタイプなので、それが繋がったのかなと思います。
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丸太
私は人の管理が大事だと思っていて、そこに重点を置いてきました。人と話すのも好きですし、教えることも性に合っているので、そういう適性を会社に認めてもらえたのかなと思っています。
ところで、お2人って仲良いんですか。
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丸太
実は大蘆君がSVになる前、薬局長の時は僕の部下だったんです。関係は深いですし、仲はいいですね。
そうなんですね!丸田さんから見て、大蘆さんってどんな薬局長でした?
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丸太
社内的にできる薬局長として評判で、受け持つことになった時は楽しみでした。実際に一緒に仕事をすると、丁寧で、従業員の表情が暗いと声をかけたり、気遣いもできる。きめ細かい管理ができる優秀な薬局長だなと感じていました。
大蘆さんから見て丸田さんは?
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大蘆
レスポンスが早くて、判断が必要な時にすごく心強いです。コミュニケーションが上手で、距離感と言葉遣い、フォローがうまい。視野が広いSVだなと思っていました。
身近で丸田SVの働き方を見られたことに加えて、自分がSVになるタイミングでも相談に乗ってもらえたので、そのおかげで最終的にSVになる決断ができたと思っています。
SVのリアル。大変さとやりがい
SVになって大変だったこと、リアルな話を聞きたいです。
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丸太
人間関係の悩みが多いです。SVの発言って想像以上に重いんだなと後から気づきました。自分が「こうだよ」と伝えたことを従業員が信じて動いた結果、もしそれがその人にとって損になってしまうと、関係がギクシャクしてしまうこともあります。だから一言一言に責任を持つ必要がある。でも距離を取りすぎても難しい。そこは日々悩みながらやっています。
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大蘆
SVの言葉は、現場からすると会社の意向として受け止められます。個人の感情で言うのではなく、会社としてどう伝えるかを意識しながら伝えるのは大事だと思っています。
逆にSVになって良かったことはありますか。
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丸太
休みの取り方を自分でコントロールしやすいところです。家族の用事に合わせて休みを取りやすい。もちろん責任の重い仕事が重なると連勤もあるんですけど、その分休みを取って調整する。仕事を自分でコントロールできるのが、いいところでもあり大変なところでもあります。
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大蘆
僕も同じで、だからこそSVになってからは仕事とプライベートのメリハリをより考えるようになりました。家族の時間も大事にしつつ、頑張る時は頑張る、というバランスが取りやすくなったと思います。
これからのキャリアについて
最後に、これからの目標、次のキャリアを教えてください。
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大蘆
SV3年目なので、まずはSVとしての能力をもっと伸ばしたいです。あと採用や教育にも興味があるので、そういった分野にも携わっていけたらと思っています。
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丸太
部長になりたいと上司の部長にも伝えています。そのために必要な能力は言われているので、1つ1つクリアして、役職につけるように照準していきたいです。
今日はSVの仕事やお二人の経歴、そしてこれからの目標まで聞かせていただきました。ありがとうございました。
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丸太
大蘆
ありがとうございました。
(収録後にこぼれたホンネ)
(収録後)
収録お疲れ様でした。緊張したまま終わっちゃいました?
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大蘆
ずっと緊張してました。事前にメモもしてたんですけど、緊張で頭に入ってなかったですね(笑)
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丸太
硬いなと思いながら話してたけど、崩しきれなかったね(笑)
言えなかったこととかあります?
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丸太
現場からSVって大変そうって思われたくないんですよ。薬局長にも目指してほしいので、やりがいとか楽しさをもっと伝えたい。SV大変そうって言われると自分の伝え方が良くなかったなって思うので。
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大蘆
普段はもっとフランクに話してます。入社していただいたらいつもの私たちを見ることができます(笑)
今日のお2人の話は、分かりやすくて誠実に伝わったと思います。ありがとうございました!
